さいたま市ネットカフェ立てこもり犯人の心理は?

ネットカフェ 雑記

さいたま市大宮区のネットカフェで、40歳の無職の男性が、20歳代の女性従業員を人質にとり、部屋に立てこもるという事件が起こりました。

事件が起きたのは2021年6月17日で、32時間監禁していました。

このネットカフェは鍵付き個室でした。

このような立てこもり事件の犯人の心理はどのようなものなのでしょうか。

1.立てこもり事件の類型

そもそも立てこもり事件は、銀行強盗の犯人が警察に包囲され、逃げ場を失ったので銀行員を人質にとり、自分を安全に逃がす手段を要求するなどの例があります。

今回の事件の犯人は、刃物を所持して、「近づくとやるぞ」「自分も一緒に死ぬ」などと言っていました。

心を病んだ人が自死を考えることがありますが、他人を巻き込もうとはしないのが普通です。

ちなみにこの事件の犯人については、4日前の6月13日、横浜市で起きた派遣型風俗店従業員の女性が現金30万円を奪われるという事件で、同じ指紋が検出されていたということです。

2.立てこもり犯人の心理は金銭の要求か?

この犯人が以前に強盗事件を起こしていたとすれば、今回の立てこもり事件も身代金目当てだったと考えられなくもありません。

ネットカフェの店員がマスターキーで部屋の鍵を開けようとしたところ、内部から細工がされており、開かなかったとのことです。

「自分も死ぬ」というのは単なる脅し文句で、死ぬつもりなどなかったのかもしれません。

それにしても普通に考えれば逃げられるはずがないのに、こうした行動にはしってしまうのは不思議としかいいようがありません。

3.犯人は心を病んでいたのか

それとも犯人は心を病んでいたのでしょうか。無職の40歳と公表されているだけで、家族構成などは明らかにされていません。

住所不定だったのかどうかも分かりません。

ひところ、ネット上で自死願望がある人を募り、見ず知らずの人たちが集団自死をするという事件が起きたことがありました。

今回の立てこもり事件では、犯人が事前に現場のネットカフェを利用しており、計画的な犯行だったことがうかがえます。

4.ネットカフェだけの問題ではない

今回の事件を受けて、法律や条例などでネットカフェを厳しく取り締まるべきだとの意見がありますが、仮にネットカフェでなく、例えばホテルなどを考えれば、同様の立てこもり事件が起きることが容易に想像できます。

そういえば過去に路上での無差別通り魔事件があったことを思い出しました。

これなどは異常心理としかいいようがなく、防ぐのが難しい事件です。

5.今後精神鑑定が行なわれるだろう

今回の立てこもり事件では犯人が現行犯逮捕されています。

この後精神鑑定にかけられると思います。また犯人の病歴なども調べられるでしょう。

6.統計によると自死者は増えている

2020年の自死者は過去11年ぶりに増加傾向に転じたそうです。

背景にコロナの影響があると推測されています。

私の知人は心を病んで、自死未遂を起こしたことがあります。

幸い助かったのですが、想像するだけで気の毒に思います。

7.最後に

立てこもり事件といえば、中学生たちが大人たちに反乱して立てこもりを行なう、という小説、『ぼくらの七日間戦争』というものがあります。

今回の事件ではネットカフェの女性店員が無事保護されて何よりでした。

しかしこれからは、ネットカフェで店員が呼ばれても、一人で行くのではなく複数で対応するなどの措置が必要かもしれません。

このような事件が二度と起こらないよう祈ります。

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